好きなことだって辛くなる時もある

好きこそ物の上手なれ

好きなことを仕事にしよう!ワクワクすることを仕事にしよう!
自分の好きなこと、得意なことを職として始めてみてぶつかる一つの壁。

これ、本当に好きなことだったのかな?とかもうこの業界辞めようかなとか。
始めは楽しくて楽しくて、新しい知識や技術が身につくことが新鮮で寝る時間を忘れてまで没頭していたのに、いつの間にかテンションも下がって仕事が苦痛に感じたり、どこから出て来たのか分からない不安に襲われたり…そんな日々を繰り返しているうちに突然

もう辞める!!!この業界(仕事)辞める!違う道を探す!

なんて思ってパッタリと手も足も止める。
私は、何度も陥りました。周期的にこの感情が襲ってきたのよ(笑)
実際、何年もWebの世界から離れてみたこともあった。

どうしてそうなるの?

1.他人と比べていたから
2.好きなことの中にも苦手なことがある
3.自分が思うような成果や評価がなかった

自分が楽しいな面白いなって夢中になっているときは、人と自分を比べたり評価なんて気にすることもなく
無我夢中で形にしたい想いを作り上げていくことができて、苦手な部分も克服できたりしたのに、
他人(他社)と比べ始めると、自分の評価や成果も外に求めるようになって、
自分の思うように行かなくなると外的要因のせいで上手く行かないとか
苦手な部分を克服したり、一生懸命やっても無駄だとか考えて手抜きを始める。
自分の中に原因があるのに、何かに責任を押し付けて逃げようとしちゃうのね。

好きでも辛いが、続けたその先にあるもの・見えるもの

好きな事の中にだって苦手な部分はあるのが当たり前。
順風満帆に物事が進むことが理想ではあるけれど、それだとつまらなかったり達成感もなく
やり甲斐や生き甲斐を見つけられないと思う。

好きでも苦手がある

例えば料理が好きだから、いろんなレシピを作ってお料理教室を開いたりSNSで投稿したり、楽しく料理も仕事も両立していたとする。
この好きな料理って言う大枠はあるんだけど、細かく分けていったときに揚げ物は苦手だったとする。
自分よりも他の人の方が揚げ物が上手で美味しそうだからやらないとか辞めたとか思っていたのに、揚げ物を教えて欲しいと頼まれた・・・
その時「揚げ物はやりません」と断ってもいいと思う。でも自分の心の中に「揚げ物は苦手・できない」って言う想いがいつしか劣等感になり、人と自分を比較して不の領域に入って行ったりしちゃうのね。
もう辞める!!!いやだ!また揚げ物とか言われるのイヤ(怖い)
こんな風にイヤダいやだ病にかかって道を見失うくらいなら、出来るようになる努力をやればいい。
うまくできる方法、苦手な場所、手順とか掘り下げて考えて試してを繰り返しているうちに、出来るようになってるんだよね。
俗にいう「トライ&エラー」を繰り返すとエラーが出なくなる。
それどころか、同じように揚げ物苦手さんの気持ちが分かるから、成功した自分は経験を元に上手くできるコツを分かりやすく説明することが出来るようにもなる。
そうすると、この人は私の気持ちも分かってくれるし説明も分かりやすい!
って、一石二鳥どころか三鳥・四鳥ってまた新しい道が開けてくるんだよ。

好きだから追及できる

好きじゃなければ追及なんて出来ません(笑)
追及が出来ないと言うより、そこまで知識や技術を深く掘り下げて習得しようとは思わない。
好きだからこそ続けられるし、他の人よりも熱心に打ち込める。
この細かな部分を極めて行くと、大枠の料理に関してもプロになって行く。
料理に関しての技術や知識が増えていくにつれて、自分自身にも自信がついてきて、他人(他社)との比較や競争心もなくなり、自分の持っている力(知識や技術)を、どうやって人の役に立つように使えばいいのか見えてくるようになる。

続けた先で得られるもの

自信がつく
競争心がなくなる
自分を好きになれる(認められる)
人の役に立つことができる

私の周りにいる「好きなことを仕事にしている」人たちはみんな同じことを言います。

俺、私はこれしか出来ないよ
他のことは知らないよ
これ(カメラマンはカメラ、美容師は髪の毛、バーテンダーはお酒…)に関しては詳しいよ
結局、好きだからね。

私も、パソコンやカメラ・Webに関することが好きだから続いてます。
それに、みんな一度は「辞めようと思ったことがある」と言います(笑)
この「辞めようかな」って立ち止まる瞬間は、その先にある大きな転機の前触れで
これを乗り越えると、好きを仕事にしながら人の役に立ち、自分が描くライフスタイルを作って行くことが出来るようになっていく
んだなと、経験したからこそ見えてきました。

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